自己紹介
日本近現代史が専門です。20世紀に入る前後の都市社会に生きる人々の生活や文化、労働の変容について研究してきました。また、兵庫県内を中心に、災害によって被災した歴史資料の保全・活用についても取り組んでいます。博物館での展示や講座などを通じて、多様な歴史的あゆみをもつ兵庫県の近現代史を、地域に残る歴史資料を活かしながら描いていきたいと思います。
本年度の活動計画
- 2023年2月4日(土) 〜3月5日(日)
巡回展「兵庫県立歴史博物館’ひょうご五国’歴史文化キャラバン」(主担当)
※兵庫県立兵庫津ミュージアムにて開催予定
館内
- 2022年5月22日(日) 14:00~
れきはくアカデミー「明治時代ひょうごの水害と地域社会」
※申し込み期間:2022年3月22日(火)~5月5日(木・祝)
- 兵庫県域の近現代史
- 被災歴史資料の保全・活用
- 下張り文書の保全・活用
これまでの活動・研究
- 2021年4月24日(土) 〜6月20日(日)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため会期変更:4月24日(土)~7月4日(日)(4月25日~5月11日は臨時休館)
特別企画展「広告と近代のくらし」(主担当) - 2022年2月19日(土)~3月21日(月)
巡回展「兵庫県立歴史博物館’ひょうご五国’歴史文化キャラバン」(副担当)
※三木市立みき歴史資料館にて開催 - 2018年4月21日(土)~平成31年3月17日(日)
兵庫県政150周年記念展示(副担当)
館内
- 2019年3月1日(金)
博物館資料取扱研修会「災害への備えと被災資料の応急処置」
館外
- Code4Lib JAPAN Conference 2021 基調講演「災害と地域歴史遺産」2021年9月11日 オンライン開催
- 兵庫区歴史講演会「近代兵庫の街の成り立ち」 2020年2月2日 みなとがわホール
- 神崎郡歴史民俗資料館連続講座「災害から地域の文化財を守る」 2019年9月22日 神崎郡歴史民俗資料館
- 伊丹市立博物館秋季企画展「明治期の伊丹」関連講演会「明治期伊丹の水害と地域社会―1896年猪名川水害を中心に―」 2018年11月24日 伊丹市立総合教育センター
2021年
「新型コロナウイルス感染症下における歴史資料ネットワークの活動」(共著、『ヒストリア』285号、2021年)
2020年
- 『新修神戸市史 生活文化編』(共著、神戸市、2020年)
2019年
- 「トーキー移行期の映画館と社会―1932年神戸のトーキー反対争議を中心に―」
(『ヒストリア』277号) - 「明治期伊丹の水害と地域社会―1896年猪名川水害を中心に―」
(『地域研究いたみ』48号)
2018年
- 「萬歳師・活動弁士・「不良少年」―湊川新開地形成期の社会と文化―」
(『歴史と神戸』331号、神戸史学会) - 「明治初年における村の神祠・仏堂」
(共著、『市史研究みき』第3号、三木市教育委員会)
2017年
- 「(史料紹介)戦時下の村のくらし―『平田区有文書』から―」
(『市史研究みき』第2号、三木市教育委員会)
2016年
- 「文化財等の災害対策をめぐる地域体制整備の現状について」
(『保存科学』第55号、東京文化財研究所)
2015年
- 「阪神・淡路大震災資料の収集・保存をめぐる相互協力」
(『災害・復興と資料』第5号、新潟大学災害・復興科学研究所)
2014年
- 「被災資料保全の担い手を広げる―歴史資料ネットワークの取り組みを中心に―」
(『国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇』第10号、国文学研究資料館)
2013年
- 「湊川神社境内の店舗営業―1901年境内建物立ち退き問題を手がかりに―」
(『歴史と神戸』297号、神戸史学会)
2010年
- 「1910年代湊川新開地における活動写真と「不良少年」」
(『新兵庫県の歴史』第2号、兵庫県)
- 三木市立みき歴史資料館 2017年度企画展「地域の史料たちⅡ」(主担当)
- 三木市立みき歴史資料館 2016年度企画展「地域の史料たち」(主担当)