自己紹介

日本近現代史が専門です。20世紀に入る前後の都市社会に生きる人々の生活や文化、労働の変容について研究してきました。また、兵庫県内を中心に、災害によって被災した歴史資料の保全・活用についても取り組んでいます。博物館での展示や講座などを通じて、多様な歴史的あゆみをもつ兵庫県の近現代史を、地域に残る歴史資料を活かしながら描いていきたいと思います。

本年度の活動計画

  • 2024年1月13日(土) 〜3月31日(日)
    コレクションギャラリー冬季展示「的形の近代―塩田経営文書から―」(主担当)

館内

  • 兵庫県域の近現代史
  • 被災歴史資料の保全・活用
  • 下張り文書の保全・活用

これまでの活動・研究

  • 巡回展「ひょうご五国歴史文化キャラバン」
    会場:兵庫県立兵庫津ミュージアム
    2023年2月4日~3月5日
  • 特別企画展「広告と近代のくらし」
    2021年4月24日~7月4日(緊急事態宣言のため臨時休館:4月25日~5月11日)

館内

  • 2022年5月22日(日)
    れきはくアカデミー「明治時代ひょうごの水害と地域社会」
  • 2019年3月1日(金) 
    博物館資料取扱研修会「災害への備えと被災資料の応急処置」

館外

  • 2023年2月25日(土) 
    兵庫区歴史講演会「「兵庫区」の誕生―近代兵庫のあゆみ―」兵庫県立兵庫津ミュージアム
  • 2021年9月11日(土)
    Code4Lib JAPAN Conference 2021 基調講演「災害と地域歴史遺産」2021年9月11日 オンライン開催
  • 2020年2月2日(日)
    兵庫区歴史講演会「近代兵庫の街の成り立ち」 みなとがわホール
  • 2019年9月22日(日)
    神崎郡歴史民俗資料館連続講座「災害から地域の文化財を守る」 神崎郡歴史民俗資料館
  • 2018年11月24日(土)
    伊丹市立博物館秋季企画展「明治期の伊丹」関連講演会「明治期伊丹の水害と地域社会―1896年猪名川水害を中心に―」 伊丹市立総合教育センター

2023年

  • 「【資料紹介】明治期の広告契約に関する文書」
    (『兵庫県立歴史博物館紀要 塵界』34号)

2022年

  • 「【資料紹介】三木町水害と黒田清右衛門―『大水害罹災救助及復興事業関係書類』から―」
    (『市史研究みき』7号)
  • 「被災歴史資料保全活動の広がりと現在」
    (『歴史科学』250号)
  • 「播磨国福本藩関係ふすま下張り文書について」
    (共著、『兵庫県立歴史博物館紀要 塵界』33号)
  • 「【展覧会記録】広告と近代のくらし」
    (『兵庫県立歴史博物館紀要 塵界』33号)

2021年

  • 「新型コロナウイルス感染症下における歴史資料ネットワークの活動」
    (『ヒストリア』285号)

2019年

  • 「トーキー移行期の映画館と社会―1932年神戸のトーキー反対争議を中心に―」
    (『ヒストリア』277号)
  • 「明治期伊丹の水害と地域社会―1896年猪名川水害を中心に―」
    (『地域研究いたみ』48号)

2018年

  • 「萬歳師・活動弁士・「不良少年」―湊川新開地形成期の社会と文化―」
    (『歴史と神戸』57(6))

2017年以前

  • 「文化財等の災害対策をめぐる地域体制整備の現状について」
    (『保存科学』55号、2016年)
  • 「阪神・淡路大震災資料の収集・保存をめぐる相互協力」
    (『災害・復興と資料』5号、2015年)
  • 「被災資料保全の担い手を広げる―歴史資料ネットワークの取り組みから―」
    (『国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇』10号、2014年)
  • 「湊川神社境内の店舗営業―1901年境内建物立ち退き問題を手がかりに―」
    (『歴史と神戸』52(2)、2013)