自己紹介

考古学の手法を通じ、土器・陶磁器などの「やきもの」の調査研究、および兵庫県北部(丹波、但馬地域)を中心に律令期の木製遺物の調査研究を中心に行ってきました。その関係か、文化財の保存処理・保存科学にも手を染めていた時期があります。 近年、兵庫県内での考古学的な発掘調査で「近代の遺跡」の調査事例が徐々に増えてきているため、最近はいわゆる産業遺産にも関心が向いています。

本年度の活動計画

  • 2023年9月23日(土)~11月26日(日)
    開館記念40周年記念企画展「ひょうご五国のやきもの」

館内

館外

  • 2023年度 産業遺産学会研究発表会「阪神間鉄道の煉瓦造橋台の分布と型式」(連名で発表)名古屋産業大学 2023年6月3日(土)
  • 播磨町郷土資料館 別府鉄道土山線開通100周年記念講座「播磨の鉄道にのこる赤れんが」 2023年6月25日(日)
  • 博物館管理運営(特に当館の中期活動計画と評価手法等について)
  • 博物館支援組織(友の会、ボランティア組織の在り方について)
  • 博物館の教育普及活動(博物館周辺地域と連携した町歩き型ワークショップの手法開発)
  • 県内の産業遺産、特に煉瓦、及び煉瓦造構造物についての調査・研究
  • ギーク遺産についての研究
  • 兵庫県立歴史博物館友の会事務局長
  • 兵庫県博物館協会事務局担当
  • 小規模ミュージアムネットワーク(小さいとこネット)会員

これまでの活動・研究

  • 2020年1月25日(土)~3月22日(日)
    特別企画展「スケッチでたどる兵庫の建築と景観」
  • 2018年4月28日(土)~6月17日(日)
    兵庫県政150周年記念 特別企画展「線路はつづく-レールでたどる兵庫五国の鉄道史-」

館内

  • 2022年10月2日(日)れきはくアカデミー「姫路城武家屋敷のやきものとくらし」
  • 2021年11月28日(日)・12月5日(日)・12月12日(日)れきはく連続講座「野里界隈まち歩き講座」
  • 2020年12月6日(日)れきはくアカデミー「播但線の敷設過程-考古学的考察-」
  • 2020年11月13日(金)歴史の旅「壇場山古墳と御着駅周辺の名所を訪ねる」
  • 2020年1月31日(金)歴史の旅「当館近隣の近代化遺産を訪ねる」
  • 2018年6月3日(日)れきはくアカデミー「鉄道遺産からみた兵庫の鉄道史」
  • 2018年3月18日(日)れきはくアカデミー「姫路城出土の陶磁器について―常設展ピンポイント解説―」

館外

  • 2023年2月26日(日)もっとよく知ろう手柄「身近な歴史遺産に親しもう-兵庫県立歴史博物館再オープンに際して-」姫路市立手柄公民館
  • 2022年10月15日(土)姫路女学院高等学校リベラルアーツ「模擬記者会見“兵庫県”は“れきし県”に名前を変えます!!-兵庫県の名称変更について-」姫路女学院高等学校
  • 2022年10月12日(水)歴史教室「播磨にのこる赤れんが」兵庫県学校厚生会東播活動センター
  • 2022年6月23日(木)シニアカッレジ浜の宮学園歴史講座「国鉄高砂線廃線跡と兵庫の鉄道史」加古川市立尾上公民館
  • 2022年2月27日(日)兵庫県立美術館ミュージアム・ボランティアコーディネーター養成セミナー「兵庫県立歴史博物館ボランティアの歴史と活動」兵庫県立美術館
  • 2021年10月8日(金)姫路市生涯学習大学2年郷土史コース「姫路の近代あれこれ(3)-身近な近代化遺産・鉄道遺産-」姫路市生涯学習大学校
  • 2021年8月27日(金)香寺町公民館地域講座・播磨楽学講座「身近な鉄道遺産にみる兵庫の鉄道と播但線」姫路市立香寺公民館
  • 2021年6月26日(土)第45回産業遺産学会総会・研究発表会「旧三越大阪店の鋼材に使用された双頭レール」(オンライン発表)
  • 2018年7月28日(土)神崎郡歴史民俗資料館連続講座第2回「播但線の鉄道遺産と兵庫の鉄道史」神崎郡歴史民俗資料館

2022年

  • 「2021年度 れきはく連続講座 「野里界隈まち歩き講座」の実施について」『塵界-兵庫県立歴史博物館紀要-』第34号、兵庫県立歴史博物館
  • 「阪神間鉄道の煉瓦造橋台の諸型式」『産業遺産学会誌』第160号、産業遺産学会(共同執筆)
  • 「波賀森林鉄道と波賀元気づくりネットワーク協議会の活動」『産業遺産学会ニューズレター』№26、産業遺産学会
  • 「波賀森林鉄道と地域の元気づくり」『学芸員コラム(兵庫県立歴史博物館ホームページ)』第140回
  • 「住民参加型“ギーク遺産探索イベント”野里界隈まち歩き講座」「“背面”が注目される銭湯 梅ヶ枝湯」「身をかがめないとくぐれない鉄道橋梁 城の下橋梁」『ギーク(Geek)遺産-あたらしい遺産と遺産概念の提案と事例調査-(公益信託大成建設自然・歴史環境基金2020年度助成研究)』ギーク遺産調査会
  • 「兵庫県立歴史博物館のボランティア活動」『ミュゼⅣ(芸術の館ボランティアだより)』第91号、兵庫県立美術館ボランティア事務局

2021年

  • 「旧三越大阪店の鋼材に使用された双頭レール」(『2021年度(第45回)産業遺産学会総会 研究発表会予稿集』産業遺産学会)
  • 「兵庫県立歴史博物館所蔵の双頭レール-館蔵資料紹介-」(『産業考古学』第158号、産業遺産学会)

2020年

  • 「播但線に残る煉瓦造構造物」
    (共同執筆、『研究紀要』第14号、兵庫県立考古博物館)
  • 「資料紹介 日本の鉄道草創期の双頭レール-平成30年度寄贈資料-」
    (『塵界』第31号、兵庫県立歴史博物館)
  • 「特別企画展『スケッチでたどる兵庫の建築と景観』公式ガイドブック」
    (兵庫県立歴史博物館)

2019年

  • 「兵庫県政150周年記念展示 第3期「スケッチでたどる近代兵庫のあゆみ」の開催について」
    (『塵界』第30号、兵庫県立歴史博物館) 

2018年

  • 「山陽鉄道の煉瓦造構造物―兵庫県内での事例研究―」
    (『鉄道史学』第36号、鉄道史学会)
  • 「特別企画展『線路は続く―レールでたどる兵庫五国の鉄道史―」公式ガイドブック」
    (兵庫県立歴史博物館)

2016年

  • 「特別企画展「出石焼―但馬のくらしとやきもの』公式ガイドブック」
    (兵庫県立歴史博物館)
  • 「出石焼『山口コレクション』追加寄贈資料について」
    (『塵界』第27号、兵庫県立歴史博物館)

2015年

  • 「吉田初三郎作品を通して見た近代の旅と交通」
    (『塵界』第26号、兵庫県立歴史博物館)

2014年

  • 「兵庫県立歴史博物館所蔵の吉田初三郎関連資料について」
    (『塵界』第25号、兵庫県立歴史博物館)
  • 「ひょうご歴史文化フォーラムの軌跡―会員制による組織運営の記録―」
    (『塵界』第25号、兵庫県立歴史博物館)

2012年

  • 「山陽鉄道の建設と煉瓦―船坂トンネル周辺の構造物調査より―」
    (『塵界』第23号、共著、兵庫県立歴史博物館)

2010年

  • 「旧山陽鉄道(兵庫~姫路間)開通時の煉瓦造構造物―橋梁、アーチ橋等の調査報告―」
    (『塵界』第21号、兵庫県立歴史博物館)

2009年

  • 『柴遺跡―一般国道483号北近畿豊岡自動車道春日和田山道路Ⅱ建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書―
    (兵庫県文化財調査報告第360冊)』(兵庫県教育委員会)

2007年

  • 『宮内堀脇遺跡Ⅱ-此隅山城城下遺跡の調査報告-(兵庫県文化財調査報告第311冊)』
    (兵庫県教育委員会)

2004年

  • 『袴狭遺跡-小野川放水路事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告-(兵庫県文化財調査報告第197冊)』
    (兵庫県教育委員会)