自己紹介
2015年4月、兵庫県立歴史博物館内に設置された「ひょうご歴史研究室」の研究コーディネーターをしております。
今年度は、「大阪湾岸と淡路の地域史研究」班と、「鳴門の渦潮」調査研究プロジェクトを統括するとともに、自らも現地調査や資料調査をおこなっています。
生まれは大阪府で、育ちは滋賀県です。
これまでの活動・研究
2024年
- 「『播磨国風土記』を書にする展の開催 -新しい博学連携企画-」 (『ひょうご歴史研究室紀要』9、2024年3月刊)
- 「古代播磨の道と寺院の立地場所」 (『年報 香寺町の歴史』18、2024年3月刊)
2023年
- 「「国生み」神話と鳴門の渦潮 ―淡路の海人の祭祀習俗―」
(「鳴門の渦潮」調査研究プロジェクト実行委員会編『「鳴門の渦潮」と淡路島の文化遺産』2023年2月刊) https://rekihaku.pref.hyogo.lg.jp/wp-content/uploads/2023/04/06e28fe953319843e799a113b1a08dcf.pdf - 「古代播磨の内陸部の道とミナト」 (佐々木虔一・笹生衛・菊池照夫編『古代の交通と神々の景観 -港・坂・道-』八木書店、2023年5月刊)
- 「古代地域社会論の一つの方向性」 (『歴史科学』254、2023年8月刊)
2022年
- 「『風土記』の荒ぶる神の鎮祭伝承と倭王権の地域編成」 (『ひょうご歴史研究室紀要』7)
2021年
- 「古代播磨の道と寺」
(『ひょうご歴史研究室紀要』6) - 「日本古代の「在路飢病者」と地方寺院」
(『歴史評論』854)
2020年
- 「古代の大阪湾岸・淡路島の海人の生業と習俗」
(『ひょうご歴史研究室紀要』5)
2019年
- 「古代播磨の郡境をまたぐ「道」と白鳳寺院」
(『出雲古代史研究』29)
2018年
- 「生存・生殖の維持と日本古代の地域社会」
(『歴史学研究』977) - 「風土記」
(佐藤信・小口雅史編『古代史料を読む』上、同成社) - 「国生み」神話と淡路の海人の習俗」
(『ひょうご歴史研究室紀要』3)
2017年
- 「志深ミヤケの歴史的位置をめぐる基礎的考察」
(『ひょうご歴史研究室紀要』2)
2016年
- 『日本古代国家の農民規範と地域社会』
(思文閣出版) - 「『播磨国風土記』の地名起源説話と「伊和大神」の神話」
(『ひょうご歴史研究室紀要』1) - 「『播磨国風土記』研究の新動向」
(『歴史と神戸』318)
2012年
- 『播磨国風土記の現地調査研究を踏まえた古代地域社会像の提示と方法論の構築』
(2010年度~2012年度科学研究費補助金・基盤研究(C)研究成果報告書)
2011年
- 『神戸・阪神間の古代史』
(共編著、神戸新聞総合出版センター)
2007年
- 『風土記からみる古代の播磨』
(共編著、神戸新聞総合出版センター)
- 非常勤講師【神戸大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学等】
- 兵庫県立考古博物館『播磨国風土記』(複製品)全巻特別陳列(2016年9月10日~25日)
- 兵庫県立歴史博物館『播磨国風土記』特別陳列(2015年10月9日~12月6日)
- 兵庫県立考古博物館<仮称>先行ソフト事業・地域文化財展『古代氷上郡の役所と村』の展示コーナー『地域の人々にとっての山垣遺跡 ~地域の歴史遺産を活かした町づくり~』(丹波市春日町担当、2006年度)