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緊急情報2021.09.06
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コラム1「源平合戦図屏風」とは?「平家物語」について

  • 版本 平家物語
    (江戸時代/当館蔵)
  • 琵琶法師「七十一番職人歌合」
    (江戸時代/当館蔵)

『平家物語』は、鎌倉時代前半(13世紀前半ごろ)に、京都の貴族社会の中で成立した文学作品です。平清盛(たいらのきよもり)ら平家一門が一度は全盛を極めながら、やがて源氏との戦いに敗れて滅んでいくまでのありさまを、主に平家方の立場に力点をおいて描いた物語です。

『平家物語』の記述は、大筋では事実を基礎としながら、そこから離れた物語としての性格も含んでいます。戦には敗れながらも人間らしい輝きを見せた平家一門の人々や、人並みはずれた活躍を見せた源義経(みなもとのよしつね)をはじめとする武勇に優れた東国武者の姿は、多くの人々の共感を呼びました。『平家物語』からは、さまざまな文学・絵画・演劇作品などが生み出されてきています。

なお、『平家物語』には、できあがっていく過程やその後に受け継がれていく歴史の中で数多くの別バージョンが発生しています。それぞれの内容の違いには重要な意味があるのですが、詳しく紹介するととても読みづらくなってしまいます。このためこのコンテンツでは、現在もっとも広く読まれていて、また作品としての完成度も高く、さらにこの屏風の画像ともよく一致する、「覚一本(かくいちぼん)」(南北朝時代成立)と呼ばれるバージョンをもとに紹介しています。

絵解き 源平合戦図屏風
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