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名所めぐり神呪寺かんのうじ

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摂津
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神呪寺 本堂
神呪寺 仁王門
神呪寺と甲山
神呪寺より大阪方面を望む
摂津名所図会

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神呪寺は真言宗御室(おむろ)派仁和寺(にんなじ)末寺である。甲山大師で親しまれ、「西の高野」ともいわれる。新西国三十三所第21番札所である。17世紀後半に作成したと思われる寺蔵の『神呪寺縁起絵巻』によれば、弘法大師に帰依した淳和天皇第4妃、真井御前(まないごぜん)が、828(天長5)年に開基したとされる。本尊は木造如意輪観音坐像(国指定文化財・重文)で、甲山山頂にあった桜の木を妃の身長に準じて刻んだ像として有名である。縁起では空海(弘法大師)の作と伝えられるが、実際は10世紀末から11世紀初頭の作品とされる。
寺は山の中腹の海抜200メートルに位置し、眼下に広がる眺めが素晴らしい。寺の右側の坂道を20分程登った山頂では、360度のパノラマが楽しめる。

所在地 : 西宮市甲山町25-1

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