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名所めぐり鶴林寺かくりんじ
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鶴林寺は天台宗の寺で、新西国三十三所第27番札所である。聖徳太子の創建と伝えられる。「西の法隆寺」「播磨法隆寺」と呼ばれる大寺院で、「刀田の太子」の名で親しまれる。白鳳(はくほう)時代の銅造聖観音立像(国指定文化財・重文)は、盗み出した泥棒が叩き壊そうとしたところ「あいたた」という声が聞こえ、驚いて戻したというエピソードから、別名を「あいたた観音」という。太子堂、本堂をはじめ、国宝・重要文化財が多く、太子堂の建立は1112(天永3)年、本堂の改装は1397(応永4)年と考えられる。
寺は、現在でも美しく手入れが行き届いている。
所在地 : 加古川市加古川町北在家424
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