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名所めぐり鳥飼八幡宮とりかいはちまんぐう

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鳥飼八幡宮 拝殿
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鳥飼八幡宮は、淡路島の西側の高台に位置する神社で、現在は「鳥飼八幡神社」と呼ばれる。平安時代、京都の石清水(いわしみず)八幡宮の別宮として、洲本の炬口(たけのくち)八幡宮とともに創建されたと伝えられる。本殿は桃山時代の建物で、三間社流造・こけら葺(こけらぶき)・銅板葺覆いで県指定文化財である。鎌倉期の優品で、頂に鳳凰を乗せ、金銅の透かし彫りと螺鈿をちりばめた沃懸地螺鈿金銅装神輿(いかけじらでんこんどうそうみこし)があるが、これは1150(久安6)年に、近衛天皇の母、美福門院が石清水八幡宮に寄進した伝承がある。また、当社の別当重慶(じゅうけい)が中心となって書写した大般若経(だいはんにゃきょう)も保管されている。
現在も、周辺の雰囲気を含めて江戸時代の風情をよく残している。例年10月の第3日曜日に行われる例大祭は多くの人で賑わい、神輿、舟檀尻、布団檀尻、大綱引きなど多彩な神事が行われる。

所在地 : 洲本市五色町鳥飼中314

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