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名所めぐり妙勝寺みょうしょうじ

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妙勝寺 本堂
妙勝寺 境内
妙勝寺 庭園
妙勝寺より瀬戸内海を望む
淡路名所図会
淡路国名所図絵

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妙勝寺は足利尊氏に関する伝説が残る日蓮宗の寺である。1336(建武3)年2月8日、楠木正成や新田義貞に敗れて九州へ落ちのびる途中、「妙に勝つ」という寺の名を聞いた足利尊氏が、太刀1振を奉納した。その甲斐あってか、やがて態勢を立て直した足利尊氏が湊川の戦いで楠木正成を破って室町幕府を開いた。寺には尊氏署名入りの古文書が残る。かつては三立山と号していたが、この故事にちなみ御太刀山と改号したという。江戸初期の庭園(県指定文化財)は島内で最も古いものの一つで、規模の大きさと石組みの豪華さは淡路随一といわれている。樹齢600~700年を誇る大クス(県指定文化財)もある。
尊氏が船から灯りを見つけたと言われるこの寺は山の中腹にあり、昔のたたずまいを静かに残している。境内から東浦の素晴らしい眺めを望むことができる。

所在地 : 淡路市釜口1163

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