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中山寺 本堂
中山寺 本堂から山門を望む
中山寺 奉納された「草鞋」
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中山寺は、真言宗中山寺派の本山である。西国三十三所観音霊場の24番札所で、古くから安産祈願の寺との信仰がある。聖徳太子が16歳の時に、仲哀天皇妃大仲姫(おおなかつひめ)とその皇子の追善のために創建したと伝わっている。何度も戦火にあっており、現在の本堂は豊臣秀頼(ひでより)の命で、片桐且元(かたぎりかつもと)が1603(慶長8)年に再建したものである。本尊の木造十一面観音立像(国指定文化財・重文)はインドのシュリーマーラー(勝鬘夫人)作のものが伝来したと言われる。江戸時代には有馬温泉へ向かう湯治客の多くが、旅の途中に立ち寄り参詣していた。
現在も堂々たる山門の仁王にはたくさんのわらじが供えられている。旅の無事を祈ってのものと思われ興味深い。

所在地 : 宝塚市中山寺2-11-1

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