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阿弥陀如来立像あみだにょらいりゅうぞう

阿弥陀如来立像
平安時代 1躯 桧(ひのき) 玉眼(ぎょくがん)
寄木(よせぎ)造 もしくは 割矧(わりはぎ)造 像高96.2cm

阿弥陀如来は、はるか西方にあるという極楽浄土(ごくらくじょうど)の教主です。極楽は大変素晴らしい世界で、その蓮のつぼみのなかに往生(おうじょう)すれば、阿弥陀の説法によって成仏できる、と信じられました。初期の大乗経典である『法華経』薬王品(やくおうぼん)にはすでに女性の極楽往生が説かれ、「浄土三部経(じょうどさんぶきょう)」(無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経)にはより詳しく説かれています。
このお像は、全身が金色に輝く阿弥陀如来で、上品上生(じょうぼんじょうしょう)の来迎印(らいごういん)を結んでいます。
ストーリーの阿弥陀如来はこのお像をモデルとしました。ただ、ブッダの身長と考えられた丈六(じょうろく)が造像の基準であるため、サイズ感を大きくしました。

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