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阿弥陀二十五菩薩来迎図あみだにじゅうごぼさつらいごうず

阿弥陀二十五菩薩来迎図
室町時代 1幅 絹本着彩 掛幅装 103.7cm×41.8cm

極楽往生(ごくらくおうじょう)を遂げる信者のもとに、阿弥陀如来が迎えにくることを、来迎(らいごう)といいます。生前の行いなどによって、来迎には九種類(九品:くぼん)の違いがあることが、『観(かん)無量寿(むりょうじゅ)経』に説かれています。
この絵は、九品のなかでも最良とされる上品上生(じょうぼんじょうしょう)の印相(いんそう)を結んだ阿弥陀如来と、25体の菩薩(ぼさつ)が、化仏(けぶつ)とともに来迎する姿を描いています。蓮台を持った観音菩薩や、合掌する勢至菩薩が、死者の魂を迎えようと空を低く下ります。
ストーリーでは秋の風景のなかに、この絵をモデルにした来迎のシーンを描写しました。

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