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緊急情報2021.09.06
長期休館のお知らせ

十三仏図じゅうさんぶつず

十三仏図
室町時代 1幅 絹本着彩 掛幅装 100.8×41.7cm

初七日(しょなのか)から三回忌(き)にかけて死後の裁きをおこなう十王(じゅうおう)は、中国撰述の偽経(ぎきょう)『十王経』に記されています。中世の日本で成立した『地蔵十王経』では、さらに七回忌、十三回忌、三十三回忌と忌日(きじつ)が延ばされ、十三人の冥府(めいふ)の王とその本地仏(ほんじぶつ)、すなわち十三仏が想定されました。
この絵ではジクザクに下から上へ進むようにして、十三仏をもれなく描きます。
ストーリーでは餓鬼道の川でおぼれるまやちゃんを、幾つもの光りが守っています。この場面のイラストでは、十三の光が描かれていて、光は十三仏であることをほのめかしています。ここで登場する地蔵菩薩は、五七日(ごしちにち:35日目)の閻魔王の本地仏です。河に落ちたまやちゃんを、地獄や賽の河原でも、見守ってくれているのです。

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