『播磨国風土記』研究班の今年度1回目の研究会を、6/22土曜日の午後、館内にて開催した。

坂江がまず過去4年間の活動実績、今年度の基本方針案などを説明した。
その後、古市晃客員研究員が、「『出雲国風土記』の神統譜と古代出雲の地域社会についての予備的考察」と題する学術報告した。
途中休憩をはさみ、約1時間30分かけて討議した。
古市報告については、風土記の「御子神」伝承や神統譜を素材とする場合の方法論を中心にして議論がなされた。
また本年度の当班のアウトプット企画として、11/30に「ひょうご歴史文化フォーラム」を、来年2/1に「ひょうご歴史研究室in淡路島Ⅲ」を開催することが確認された。
本年度から、伊藤宏幸共同研究員(淡路市教育委員会)が新たなメンバーに加わり、当班の構成メンバーは総勢10名となった。
なお研究会には、共同研究体制を組んでいる島根県教育庁からも、3名の研究者が参加した。
出席者は12名だった。

(文責・坂江渉)