研究員のブログ
2019年7月27日
史料集の刊行に向けてのたたら・製鉄研究班の令和元年度第4回小研究会(7/27)の結果
たたら製鉄研究班では、昨年度以来、近世播磨のたたら製鉄に関連する文献史料の翻刻と、その刊行をめざす小研究会を立ち上げている。
その第4回目の小研究会を、令和元年7月27日(土)午後、館内でおこなった。
研究会には、翻刻担当の村上・大槻・伏谷・笠井の四人の研究員のほか、藪田室長と坂江が参加し、進捗状況、『研究紀要』別冊の刊行スケジュール、中身などについて議論した。
その結果、つぎのことが確認された。
- 史料集の中身を充実させ、刊行の意義を高めるため、『研究紀要』別冊に掲載する史料群は、館蔵史料の「宝暦六年鉄山一件」と「鉄山請負御用留」のほか、「千草屋手控帳」(紀要第3号掲載済み)も合わせて掲載する。
- 『研究紀要』別冊の全頁数は220~240頁程度とし、令和2年3月の刊行をめざす。
- 刊行を記念する「講演会」企画を令和2年度の早い時期に開催する。
- 第5回小研究会を9月29日、館内にて開催する。
(文責・坂江渉)