赤松氏と山城研究班の本年度の第3回研究会を、2月19日午後、上郡町郷土資料館で開いた。
午前中には、島田拓共同研究員(上郡町教育委員会学芸員)の案内で、白旗城に登山し、縄張り関係や遺構・遺物の調査研究をおこなった(8名参加)。
午後、同資料館に移動して、来年度に向けての研究会をおこなった(10名参加)。
研究会ではまず坂江が、事業全体の現況と来年度に向けての課題を説明。
その後、島田拓氏が、今年度実施された「赤松居館跡」発掘調査結果の概要と、次年度調査の方向性について報告。
また大村拓生氏が今年度実施した禅宗史料収集の現状について報告・討議。
および今後の予定、課題について協議した。
来年度も引き続き、上郡町と連携しながら、考古学と文献史学の両面から、赤松氏と山城研究をすすめることが確認された。

白旗城での調査風景
上郡町郷土資料館での研究会

(文責・坂江渉)