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名所めぐり一乗寺いちじょうじ
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一乗寺は法華山を山号とする天台宗の寺で、印南郡と加西郡の郡境にある。寺伝にはインドから日本に飛来した法道(ほうどう)仙人が開基と伝えられる。中世には書写山円教寺などとともに播磨6ヶ寺のひとつに数えられ、武家・国衙(こくが)が共に祈願所としていた。国宝・重要文化財などを多く伝え、寺は西国三十三所巡礼第26番の札所となっている。1161(応保元)年の覚忠の『三十三所巡礼記』に「十四番法華寺」との記述がみられる。本堂外陣には6000枚を越える巡礼札が打ち付けられており、江戸時代に多くの庶民がこの寺を訪れていたことがわかる。
寺は豊かな自然に囲まれ、特に紅葉の時期が美しい。
所在地 : 加西市坂本町821-17
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