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名所めぐり円教寺えんぎょうじ
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円教寺は書写山(しょしゃざん)の山頂にある天台宗の道場で、西国三十三所観音霊場第27番札所である。書写山は西の比叡山と呼ばれる、姫路市の北西部にある山である。九州で修行した性空(しょうくう)上人(910~1007)が播磨の地で紫雲たなびくこの山を発見し、966(康保3)年に開いたとされる。上人の徳は広く知れわたり多くの皇族・貴族・武将らの崇敬を受け、伽藍(がらん)や塔頭(たっちゅう)の建ち並ぶ大寺院となった。杉木立におおわれた境内は国の史跡に指定され、今も多くの建物が並ぶ。平安時代からの寺院に相応しく多くの伝説を残しているが、弁慶が修行したというエピソードは最も有名で、地元に親しまれ語り継がれている。例年1月18日には鬼追い神事が行われ大勢の参拝客で賑わう。
所在地 : 姫路市書写2968
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