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名所めぐり粟鹿神社あわがじんじゃ
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粟鹿神社は粟鹿山に建つ古社で、但馬国一の宮と言われる。彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、龍神、豊玉姫(とよたまひめ)を祭神とする延喜式内社で、『延喜式』には早くからその名が記録されている。伝承には、この地を制定した彦火火出見命が国見山に登った際、アワの穂をくわえた鹿が命のもとにやってきたとある。粟鹿神社が所蔵する「田道間国造日下部足尼家譜大綱(たじまのくにのみやつこくさかべのそこねかふたいこう)」には、但馬国造の日下部氏の氏神であったと伝えられている。
1万坪を越える面積の境内は非常に広く、この神社の社格を窺わせる。平成に入ってから自動車道に関する発掘調査が行われ、鳥居から続く参道の跡が発見された。
所在地 : 朝来市山東町粟鹿2152
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