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名所めぐり日光寺にっこうじ

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淡路往還
淡路
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日光寺 本堂
日光寺 境内
淡路名所図会
淡路国名所図絵

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日光寺は浄土宗の寺で、淡路薬師めぐり第8番札所である。聖徳太子が慶野に建立し、もとは日向寺と称したものが現在地に移転したといわれる。本堂横の墓地には重厚な五輪塔を中心に左右に2基ずつ宝篋印塔(ほうきょういんとう)が並び、いずれも県指定の文化財である。五輪塔には元亨2(1322)年、宝篋印塔のうち2基に応安7(1374)年の銘がある。墓地の南部には葬地と祭地を別にした昔ながらのサンマイ(埋め墓)が残る。また寺には、全国的にも貴重な銅舌をともなう銅鐸(国指定文化財・重文)があり、銅鐸発見の事情を記した『宝鐸御届写』が保存されている。
宝篋印塔以外は建て替えられており、江戸時代の建築物は残っていないが、伽藍の配置は当時と変わらない。

所在地 : 南あわじ市松帆擽田196

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