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名所めぐり清澄寺(清荒神)せいちょうじ(きよしこうじん)

街道
有馬道
摂津
ジャンル
清澄寺 拝殿
清澄寺 本堂
清澄寺 参道
清澄寺 奉納された巨大な「火箸」
摂津名所図会

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清澄寺は真言三宝(さんぽう)宗の寺である。清荒神(きよしこうじん)、あるいは荒神さんの名で親しまれ、一般に竈(かまど)神、火伏せ神と言われる「三宝荒神」の信仰で知られる。納所には「厄をつまみ出してもらう」ための大小様々な火箸が納められており、中には2mを越える大きなものもある。寺伝によると893(寛平5)年に宇多天皇が発願し、896年に建立されたといい、開基は静観(せいかん)僧都である。平安時代後期にはすでに信仰を集めていたらしく、『平家物語』『源平盛衰記』にも名前が見られる。かつて寺地は東方の売布(めふ)きよしガ丘にあったが、江戸期に現在地に移ったという。江戸時代には有馬温泉へ向かう湯治客の多くが、旅の途中に立ち寄り参詣していた。
現在、参道までの緩やかな坂道には200の店が軒を連ねており、散歩道としても楽しまれている。

所在地 : 宝塚市米谷字清シ1

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