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名所めぐり有馬道
有馬温泉へ至る道はひとつではない。ここでは大坂からの有馬道を紹介する。兵庫県内では神崎川・猪名川・藻川が合流する神崎を基点とする。川を舟で渡って神崎に到着したあと伊丹の町を右に眺め、昆陽で西国街道(山陽道)と交差し、小浜、生瀬を通過して有馬温泉に至る。全長約22㎞を測る。大坂からの場合、途中で中山寺や清澄寺(清荒神)などを観光しても一日で到着できる距離であった。ただし、生瀬(宝塚市)から有馬までの二里(約8㎞)は険しい山道で、難所とされた。
有馬温泉は江戸時代でも一、二を争う名湯として各地からの湯治客で賑わったため、京都からの旅人のために池田、米谷(宝塚市)を経て有馬に至る道を、西国からの旅人のために姫路から三木を経由する道などが開発されていった。
他の名所をめぐる
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