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江戸時代・明治・大正・昭和という4つの時代
のおもちゃを紹介するページです。
明治
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![ブリキの軍艦の写真 (ぶりきのぐんかんのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy01.png)
![ブリキの軍艦 (ぶりきのぐんかん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy01-title.png)
明治20年代までは、ブリキ玩具(がんぐ)の色つけは手ぬりでおこなわれていました。それが30年代になるとブリキの表面に模様(もよう)を印刷(いんさつ)できる機械(きかい)がつかわれるようになり、複雑(ふくざつ)な模様のあるブリキ玩具もつくられるようになりました。
![鉛メンコ紙メンコの写真(なまりめんこかみめんこのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy02.png)
![鉛メンコ紙メンコ(なまりめんこかみめんこ)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy02-title.png)
明治10年代には、鉛でメンコがつくられるようになりました。さらに明治20年代の日清戦争(にっしんせんそう)のころには紙のメンコがうまれ、地面に打ちつけたいきおいで相手のメンコをひっくりかえす「起こし」というあそびかたがひろまりました。
![輪回しの写真(わまわしのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy03.png)
![輪回し(わまわし)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy03-title.png)
桶(おけ)にはめる「たが」や鉄の輪などを棒(ぼう)をつかってころがしていくあそびです。江戸時代(えどじだい)からありましたが、明治30年代には鉄の輪回しが流行(りゅうこう)して、「輪回しが流行すると戦争がはじまる」といううわさが流れました。
![ポンチ絵本の写真(ぽんちえほんのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy04.png)
![ポンチ絵本(ぽんちえほん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy04-title.png)
明治のころはマンガをポンチといっていました。イギリス人チャールズ・ワーグマンが発行(はっこう)していた雑誌(ざっし)『ジャパン・パンチ』の「パンチ」がなまって「ポンチ」になりました。
![回転活動画の写真(かいてんかつどうがのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy05.png)
![回転活動画(かいてんかつどうが)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy05-title.png)
イギリスで発明(はつめい)された「ゾートロープ」というもので、回転させるとスリットのあいだから見える絵が動いて見えます。日本では明治20年代に「回り灯籠(どうろう)」などの名前で流行しました。
![神戸人形の写真(こうべにんぎょうのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy06.png)
![神戸人形(こうべにんぎょう)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy06-title.png)
明治のころ、神戸で外国人むけのおみやげとして売られていた人形です。お化けをかたどっていたので「お化け人形」ともよばれ、かんたんなからくり仕掛けで動くようになっていました。のちには黒く塗られるようになりますが、これは日本特産の漆器(しっき)をイメージしたためと考えられています。
![ガラガラせんべいの写真](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy07.png)
![ガラガラせんべい](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy07-title.png)
せんべいの中に小さな「オマケ」を入れたもので、明治のころ、駄菓子屋などで売られていました。今の「ガシャポン」の元祖(がんそ)とよべるものです。
![下駄スケートの写真(げたすけーとのしゃしん)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy08.png)
![下駄スケート(げたすけーと)](/wp-content/themes/rekihaku/assets/img/digital_museum/bunkajiten/meiji-toy08-title.png)
1906(明治39)年に長野県の河西準乃助(かさいじゅんのすけ)が発明(はつめい)した日本独自のスケート靴(ぐつ)です。これによって、日本にアイススケートが広まることになりました。
ここまでが本文です。