これまでの展覧会
たくさんの歴史に纏わる展覧会を行ってきました。
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城郭彩々
- 種類
- 企画展
- 開催
- 2000/11/18(土)ー12/17(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
荻原一青(1908~75)は尼崎に住み、生涯にわたり全国の城郭の絵を描き続けた画家である。若い頃に友禅染めの図案作りに携わり、絵筆の確かな技法と構図の豊かな発想を身につけ、一青独自の親しみのわく城郭画が数多く創作された。 この企画展では、当館の鳥羽正雄コレクションに収められた一青筆の手拭い画、75点の全作品を紹介した。展示にあたっては、春夏秋冬・城のイメージ・遠景の天守・城郭の再生といった小テーマでグループ分けし、自由な視点で楽しく鑑賞できるよう配慮した。
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すごろくにみる 明治・大正・昭和
- 種類
- 企画展
- 開催
- 2000/4/15(土)ー8/20(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
幼いころ、誰もが遊んだことがある すごろく。その歴史は、室町時代にまでさかのぼるとされ、江戸時代には出版メディアの発達や多色刷り木版印刷技術の向上にともなって、さまざまな絵柄の すごろくが作られるようになった。 そして、明治以降、新しいメディアとして新聞・雑誌が大量に出版されるようになると、すごろくはその付録として作られるようになり、さらに多種多様な趣向をこらしたものがあらわれる。その絵柄に目を向ける時、わらわれはその当時の価値観や世相・風俗がそこに色濃く反映していることに気づかされる。 この展覧会では、現在のわれわれの生活・文化を形づくった明治・大正・昭和という時代がどのような時代であったのかを、当時の すごろくを通じて振り返ってみようとした。
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兵庫の陶磁器
- 種類
- 企画展
- 開催
- 2000/1/15(土)ー3/5(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
当館では、丹波焼をはじめ三田焼・王地山焼・東山焼・珉平焼・朝霧焼の京焼系の陶磁器、肥前焼の系譜を引く古出石焼など兵庫の陶磁器を所蔵している。その中には、陶工銘・制作年・生産地などを記したものがあり、兵庫の陶磁史を解明する上で、重要なものが含まれている。この企画展では、江戸時代のものを中心に、兵庫県下の陶磁器の一端を紹介した。
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忠臣蔵の世界-この間の遺恨覚えたるか!-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1999/11/19(金)ー12/19(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
赤穂藩主・浅野内匠頭長矩による吉良義央への刃傷から、赤穂浪士の吉良邸討入りに至る赤穂事件は、江戸時代の人々の心に深い感銘を与えた。 謎の多いこの事件は、さまざまな憶測や論争を呼ぶ一方で、忠義の物語として脚色され、やがて『仮名手本忠臣蔵』という大衆演劇として大成する。 この『仮名手本忠臣蔵』の成功によって、その後、赤穂事件を題材とした浄瑠璃や歌舞伎はすべて「忠臣蔵」「忠臣蔵もの」と総称されるようになり、ついには、史実としての赤穂事件そのものも「忠臣蔵」としてイメージされるようになっていった。そして近代に至っても、忠義の美談としての「忠臣蔵」の物語は、さまざまな形で再生産されていったのである。 NHKの大河ドラマ「元禄繚乱」にちなんで開催したこの企画展では、当館の館蔵品の中から、赤穂事件に関する記録や絵画、ならびに『仮名手本忠臣蔵』を主題とした錦絵や読み物などを展示し、「忠臣蔵」の実像とフィクションの両面に迫ってみた。
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甲冑師 姫路明珍家
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1999/2/13(土)ー3/22(月・祝)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
甲冑師明珍の名は、室町時代後期からみえ、もとは馬具鍛冶であったが、やがて甲冑師となり一門は発展した。江戸時代になると、明珍宗信が江戸に居を構えて以降、明珍本家として系図や花伝書を整え、鑑定書を発行するなど自家の宣伝にも努めた。明珍本家には数多くの門人が集まって研鑽を積み、修業を終えた門人は各地の大名家に召抱えられ、明珍は甲冑師最大の流派を形成した。 姫路明珍家は、明珍派甲冑師の一家で、前橋藩主酒井家のお抱え甲冑師となり、酒井家が姫路藩主となると姫路に居を移し活躍した。同家には江戸時代から近代に至る「姫路明珍家文書」が伝わっている。本展は、当文書を中心とする資料により、同家の歴史や明珍派の流派形成のあり方などを紹介、あわせて姫路明珍家が製作した作品を展示し、姫路に伝わる伝統技術について、関心を深めてもらう機会とした。
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兵庫の民家と町並み-内海敏夫が描く-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1999/1/5(土)ー1/31(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
この企画展は、姫路在住の洋画家 内海敏夫氏より兵庫県へ寄贈され、当館に収蔵された兵庫県内の民家と町並みをスケッチした絵画150点を展示した。 内海氏は、大正7年 龍野市に生まれ、昭和23年より30年間にわたり姫路市内の中学校の美術の教師をされた後、昭和53年より、県内の民家や町並みのスケッチを始められ、これまでに2冊の画集を出されている。 寄贈された150点の作品は、画集に掲載された図版の原画で、その題材は兵庫県内の全市町に及び、描かれた民家は、ほとんどが長い風雪に耐えてきた旧家である。この中にはすでになくなった家屋や、景観の変化した町並みが描かれた作品も多く含まれ、今後、時間が経過していくにつれて、歴史的な価値も高まっていくものと考えられる。 この企画展は、寄贈された作品150点すべてを展示して全容を紹介するとともに、兵庫県の懐かしい風景にふれていただく機会とした。
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江戸時代の屏風絵
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1998/6/13(土)ー7/12(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
当館では昭和63年と平成3年に企画展「近世の屏風絵」を開催しました。これは当館所蔵作品あるいは寄託作品の中から優品を選び展示したものですが、この企画展では先の2度の企画展で紹介できなかった作品を中心に展示しました。 屏風絵はその画面の大きさのためか、画家の個性がよく発揮され、画家の代表作は屏風絵として伝えられています。この企画展では狩野永納筆「源氏物語図屏風」、曽我蕭白筆「山水人物花鳥図押絵貼屏風」などを紹介しました。
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館蔵品展-絵巻-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1998/2/21(土)ー3/29(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
当館では準備室当時より積極的に資料の収集につとめており、随時その成果を県民に公開してきた。本展もその主旨に添って開催したものであり、当館が所蔵する資料の中から、絵巻の優品をとりあげ、展示した。 当館が所蔵する絵巻は、最も古いものでも室町時代後期の制作であり、ほとんどが江戸時代のものである。これらの資料については、これまでに、常設展や特別展などで公開してきた。しかし、スペースなどの関係上、まとめて展示したことはなく、当館でははじめての、絵巻のみの展覧会であった。 今回は、室町時代のものを1点、江戸時代以降のものを15点選び展示した。
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寺院の絵画-姫路市・大覚寺-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1998/1/10(土)ー2/8(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
姫路市網干区興浜にある大覚寺は、浄土宗・西山禅林寺派に属する寺院である。大覚寺には阿弥陀如来、釈迦如来をはじめ、さまざまな ほとけへの信仰を背景につくられた仏教絵画のほか、洒脱な道釈人物画を中心とする近世絵画が伝来している。これら所蔵の絵画は、開山の遠忌法要や虫干しの時を除いて、一般に公開される機会がほとんどないものである。 本展では、重要文化財「釈迦三尊像」、堂「十六羅漢像」など、大覚寺所蔵の絵画から優品三十二点を選んで一挙に公開した。地域の仏教信仰の歴史を感じながら、さまざまな画題の豊かな色彩と表現をゆったり鑑賞する機会を提供した。
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過去との対話-20世紀の面影-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1997/6/15(日)ー7/21(月)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
時代は昭和から平成に代わり、まもなく20世紀が終わりに近付こうとしている。刻一刻と時が移行していく中、慌ただしさと共に、かつてのリアルタイムが記憶から忘れ去られていく。現在に違和感を覚えた時、人は失われた過去の存在に気が付き、自身の意識に歴史の非情で確かな流れを悟るのであろう。 本展では、寄贈を受けた身近な生活資料や古写真から、以前、私たちの見知っていた20世紀の面影を振り返る機会を提供することに主眼を置いた。忘れかけた旧知の対象と接することで、過去と対話する自身の姿をも相対視していただき、個々の資料や自分史を介した「歴史の語部」としての立場を実感できるよう配慮した。 とりわけ、昭和30年に撮られた姫路の大手前通のパノラマ写真は好評であり、観覧される年配の方々の談笑する風景がしばしば会場で見受けられた。歴史は決して遠い存在ではなく、思いのほか身近な所に隠れているのではなかろうか。
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仏像の美
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1996/12/14(土)ー1997/3/23(日)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
当館では開館以前の博物館設立準備室の時より、仏像関係の資料収集に力をいれており、その一つの方針として、県下各地の代表的な仏像の精密な複製製作を行い、開館後は仏像資料の購入や寄託を進めている。 それらの資料についてはこれまでに、常設展や企画展などで随時展示を行なってきたが、まとまって展示する機会はなかった。 本展は、当館が所蔵する複製を含む仏像関係資料と、当館に寄託されている仏像・狛犬など20件を一堂に展示し、古代から中世にいたる仏像の様式の変化を紹介。なお初めての試みとして、本展では実物と複製を同等の資料として取り扱った。
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もののふの装い-甲冑と武具-
- 種類
- 企画展
- 開催
- 1996/6/15(土)ー9/16(月・休)
- 主催・共催
- 兵庫県立歴史博物館
当館では、開館当初から甲冑資料を積極的に収集するとともに、寄託を受けるなどしてきた。これらは、兵庫県ゆかりの大名をはじめ諸大名家に伝来した、いわゆる大名道具がほとんどである。 この企画展では、当館所蔵・寄託の甲冑を中心に、武器・武具類を展示し、近世大名の生活文化の一端を紹介。 あわせて、「はばたけ姫路 秀吉天下一まつり」(姫路市ほか主催)に協賛して豊臣秀吉コーナーを特設し、秀吉の画像などを展示した。
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