資料名

王敬祥文書 孫文より王敬祥宛中華革命党神戸大阪支部長委任状 おうけいしょうもんじょ そんぶんよりおうけいしょうあてちゅうかかくめいとうこうべおおさかしぶちょういにんじょう

資料解説

王敬祥(1871~1922)は、20世紀初頭の神戸華僑社会において中心的な役割を果たした人物である。父親の王明玉(1843~1903)が神戸市海岸通3丁目に開いた貿易商館「復興号」を、1899年(明治32)ごろに引き継いだ王敬祥は、その後、家業のみならず神戸華僑のさまざまな活動に力を尽くし、神戸華僑同文学校副董事長・中華会館理事長・福建公所理事長などを歴任した。1911年(明治44)10月に中国で辛亥(しんがい)革命が勃発(ぼっぱつ)すると、神戸の華僑たちは11月26日に王敬祥を会長として中華民国僑商統一連合会を結成し、革命を支援した。翌年、中華民国が誕生するが、孫文(1866~1925)に代わって臨時大総統となった袁世凱(えんせいがい)は革命派を弾圧したため、1913年(大正2)7月、孫文らによって第二革命が引き起こされた。結局これは失敗し、孫文は日本に亡命することになるが、王敬祥はあくまで革命派を支持し、孫文の活動を支援した。これにより王敬祥は、孫文が日本で結成した中華革命党の神戸大阪支部長を委任された。本資料は、王敬祥の令孫である王柏林氏が保管していたもので、王敬祥宛の書簡や、中華民国政府・南京臨時政府からの公文書、王敬祥が執筆した論文、メモ類、書簡の下書きなどを中心とした176点におよぶ文書資料である。その中には、孫文から王敬祥に宛てられた書簡や領収証、中華革命党神戸大阪支部長の委任状なども含まれている。本資料は、20世紀初頭の神戸華僑の活動・思想を物語る資料であるばかりでなく、辛亥革命と孫文に関する貴重な資料である。

資料データ

資料ID
65
種類
文書・記録
分野
歴史
コレクション
王敬祥文書
時代
大正
年月日
西暦
1900~1920年代
世紀
数量
1 点
サイズ
材質
紙本墨書
文化財指定
使用者・使用地・伝来
作者
孫文
二次利用について
申請不要(商業利用不可)
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