資料名

豊岡藩大参事猪子清関係文書 新県取計心得 とよおかはんだいさんじいのこきよしかんけいもんじょ しんけんとりはからいこころえ

資料解説

この文書は、豊岡藩京極家の重臣として活躍した猪子清(左家太・一新・一清)に関わる資料である。猪子清は、天保4年(1833)生まれ。大坂の儒学者藤澤東畡に学び、『豊岡誌』によると若くから豊岡藩用人に抜擢され、安政年間(1854~60)の初めには文武方・稽古堂学長を兼ねたようである。そして慶応4年(明治元年=1868)4月年寄上席兼御側役に、明治2年には豊岡藩大参事(版籍奉還以前の筆頭家老にあたる)に昇進した。同4年7月に藩は県(豊岡県)と改称され、11月には豊岡県は廃県となった。その翌年、清は上京して太政官に出仕、明治18年(1885)に「法制局7等出仕」を辞し、27年(1894)、62歳で没した。なお、明治期に旧豊岡藩士から東京帝国大学総長となった浜尾新や文部大臣を勤めた久保田譲らをはじめ、多くの人物を輩出した背後には、猪子清があったといわれる。当資料は全部で221点あり、年代的には幕末期からのものが含まれるが、ほとんどは明治時代に入ってからのものである。内容的には豊岡藩(県)政に関係する文書と書簡類が大きなウエイトを占める。とくに藩(県)政に関しては、清が藩の最重要職にあったことから、職制・俸給・布告書類など多岐にわたる文書が残っている。また『日慎録』と題する日記などがある。明治維新期の藩(県)政の動向を知るうえで貴重な資料である。

資料データ

資料ID
38
種類
文書・記録
分野
歴史
コレクション
豊岡藩大参事猪子清関係文書
時代
明治
年月日
西暦
世紀
数量
1 点
サイズ
材質
紙本墨書
文化財指定
使用者・使用地・伝来
作者
猪子清
二次利用について
申請不要(商業利用不可)
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