資料名

徳川家康像 とくがわいえやすぞう

資料解説

徳川家康(1542~1616)は、三河国岡崎(愛知県)に生まれた。6歳の時、尾張の織田信秀、さらに駿河の今川義元の人質となる。永禄3年(1560)義元が桶狭間(おけはざま)の戦いで討ち死にすると岡崎に帰り、織田信長と同盟し、小牧長久手合戦で豊臣秀吉と和睦後は秀吉に従い、天正18年(1590)後北条氏滅亡により関八州を与えられ江戸城に入った。関ヶ原の戦いで勝利し、慶長8年(1603)江戸幕府を開き、大坂の陣で豊臣氏を滅ぼし、名実ともに天下を統一し、以後250年に及ぶ徳川政権の基礎を確立した。
家康像の中では、「家光霊夢像」と呼ばれる輪王寺(栃木県)所蔵の寛永16年(1639)の裏書のある画像や、徳川美術館所蔵の三方ヶ原での大敗時の姿を描いたとされるものが有名である。しかし、多く伝存するのは、東照大権現として神格化された姿で描かれている画像である。当作品は、典型的な神格化された家康像で、伝来は未詳であるが、容貌等において類似した作品には、紀州徳川家伝来の紀州東照宮所蔵の1本と、大阪城天守閣所蔵本があり、大阪城の作品は、紀州徳川家に伝わっていたものともいわれる。ただし、当作品の縁には白鷹が描かれているが、他の2本には描かれていない。

資料データ

資料ID
2769
種類
肖像画
分野
美術
コレクション
時代
江戸時代
年月日
西暦
世紀
数量
1 幅
サイズ
56.4×36.1
材質
紙本着彩
文化財指定
使用者・使用地・伝来
作者
二次利用について
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