資料名

姫路交通自動車双六  ひめじこうつうじどうしゃすごろく

資料解説

姫交(ヒメコー)が作成した正月用の広告を兼ねた双六。画面の上辺中央に、「出征将士の武運長久を祈ります」と時節を象徴する挨拶が入り、右辺の欄外へは、「国策順徳の統制会社で御座います 自動車の御用は是非姫交へ願ひます」の宣伝文句を記している。遊び方は飛び双六の要領で行い、自動車の型抜きをした駅前本社もしくは最寄りの出張所から賽子(サイコロ)を振り出し、出た目の指示に従い市内各地の出張所・スタンド等を巡るもので、「上がり」は当然のことながら姫路城となる。細部を見ると、豊太閤の銅像や滑り台のある姫路公園、ばんカラ学生のいる高等学校(旧制)、蒸気機関車の止まった姫路駅には弁当を売る人の姿も描かれ、姫路の観光名所や公共施設を盛り込んだ賑やかな画面が、正月の楽しい気分を演出している。中心に姫路城が座る定番の構図は今日においても変わらないが、戦時色を強めつつあった当時の姫路市内・郊外の日常風景の様子を、双六の表現内容から確かに窺い知ることができる。(北東)広峰神社・増位山随願寺・白国梅林・東洋紡績・素オ梠黶E特科隊など/(東)姫山公園・師団司令部・総社・お夏清十郎比翼塚・姫路橋・商工会議所など/(南)歩兵39連隊・姫路駅・お菊神社・本徳寺・手柄山など/(西)男山貯水池・高等学校・裁判所・景福寺山・赤十字病院・陸軍墓地など/(北西)御所の清水・梅ヶ谷地蔵・大野苺園・書写山円教寺・塩田温泉・置塩城跡など

資料データ

資料ID
216
種類
生活・産業
分野
コレクション
高橋秀吉コレクション
時代
昭和
年月日
昭和初期
西暦
世紀
数量
1 枚
サイズ
54×77
材質
カラー印刷
文化財指定
使用者・使用地・伝来
作者
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