資料名

神戸覧古 こうべらんこ

資料解説

若林秀岳(しゅうがく)(1839~1915)は、天保10年に摂津国八部郡二ツ茶屋村(神戸市)に生まれた。京都出身の絵師で兵庫に住んだ百々(どど)廣年について5年間学び、廣年亡きあとは、独学で絵師・画家となり、秀岳に入門する者もあった。当作品は、秀岳が、神戸の生田から長田あたりまでの名所・旧跡などを100図にわたり淡彩で描いている。秀岳自筆の奥書を要約すれば、神戸は、歴史上、著名な旧跡も少なからずあるが、ここ20余年来、急速に発展・変化し、農村の面影なども失われつつある。そこで秀岳自身が、脳裏に記憶しており眼目に浮かぶ嘗ての旧跡の風景を、後世に伝えようとして描いたとある。秀岳は、同様の絵を数多く描いており、それらの作品に「神戸覧古」と名付けた。明治36年(1903)の明治天皇の行幸に際し、「神戸覧古」は天覧に供された。

資料データ

資料ID
160
種類
和書
分野
歴史
コレクション
時代
明治
年月日
明治30年
西暦
1897
世紀
数量
2 冊
サイズ
各24.0×15.5
材質
紙本淡彩
文化財指定
使用者・使用地・伝来
作者
若林秀岳筆
二次利用について
申請不要(商業利用不可)
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