自己紹介

専門は、日本彫刻史、いわゆる仏像です。兵庫県内には白鳳時代以降の仏像をはじめとする彫刻が寺院・神社などに祀られており、これまで先学の方々により調査がおこなわれ指定文化財も多く確認されています。しかし、県内には知られていない作例がまだ多くあります。当館や市町が実施している調査、市町史の編纂に関わる調査などを通して少しでも全貌が明らかになるよう努めていきたいと思っています。また関連する事では、古代寺院の伽藍配置、寺社建築、石塔、石仏などにも興味をもっています。

本年の活動計画

館内

  • 2022年3月13日(日)
    れきはくアカデミー 「書写山圓教寺の中世の造仏について」(仮題)

館外

  • 「朝光寺西本尊千手観音立像―三十三間堂からの移座を巡ってー」 2021年4月25日(日)  加東市公民館
  • 姫路市文化財審議員
  • 加西市文化財審議員
  • 川西市文化財審議員
  • 上郡町文化財審議員
  • 関西大学非常勤講師
  • 三木市史通史編文化遺産部会員

これまでの活動・研究

2018年

  • 「兵庫県政150周年記念展示室」展示 第1・2・4期(主担当)

2017年 4月22日(土)~6月4日(日)

  • 特別展「ひょうごの美ほとけ―五国を照らす仏像―」(主担当) 

2016年 4/23(土)~6/19(日)

  • 特別企画展「歴史をいろどる群像―館蔵コレクションにみる―」(主担当) 

2014年 9月27日(土)~11月30日(日)

  • 特別展「播磨と本願寺―親鸞・蓮如と念仏の世界―」(副担当) 

2012年 4月14日(土)~6月3日(日)

  • 特別展「鶴林寺太子堂 ―聖徳太子と御法の花のみほとけ―」(主担当) 

2011年 7月16日(土)~9月25日(日)

  • 特別企画展「ひょうごの鉄道―鉄道新世紀へ―」(主担当) 

2009年 7月11日(土)~9月23日(水・祝)

  • 特別企画展「船と海の博覧会」(主担当) 

2008年 10月18日(土)~12月7日(日)

  • 特別展「ふるさとの神々―祝祭の空間と美の伝統―」(副担当) 

2000年 9月15日(金・祝)~11月5日(日)

  • 特別展「豪商 高田屋嘉兵衛」(主担当) 

1991年 4月20日(土)~6月9日(日)

  • 特別展「ふるさとのみほとけ-播磨の仏像-」(主担当) 

1986年 10月10日(金・祝)~11月30日(日)

  • 特別展「兵庫史をいろどる人々-肖像画と肖像彫刻-」(主担当) 

1984年 4/28(土)~6/10(日)

  • 開館1周年記念特別展「ふるさとのみほとけ-兵庫の仏像-」(主担当) 

館外

  • 「但馬の仏像―朝来市域を中心に-」 2020年10月25日(日) 古代あさご館 朝来市
  • 「東播磨の仏像を巡る」 2020年10月5日(月) いなみの学園(加古川市)
  • 「淡路市生穂の仏像―摩耶山鷲峰寺と近隣寺院-」 2020年1月26日(火) 生穂公民館(淡路市)
  • 「東播磨の仏像を巡る」 2020年1月20日(水) いなみの学園(加古川市)
  • 神戸大学大学院人文研究科地域遺産活用研究講座「県内地域の文化財-仏像を中心にして」  2019年11月7日(木) 神戸大学文学部視聴覚教室(神戸市)
  • ゆうゆう学園専門講座「瑠璃寺の歴史とみほとけ」 2019年9月13日(金) 兵庫県西播磨文化会館(たつの市)
  • うれしの友の会歴史講座「播磨の新出の仏像たち―朝光寺西本尊千手観音を中心に-」 2019年6月17日(月) 兵庫県立嬉野野台生涯教育センター(加東市)
  • 神河町成人ゼミナール「西播磨の仏像を巡る」 2019年6月15日(土) 神河町中央公民館(神河町)

2020年

  • 「淡路市観音寺 地蔵菩薩像」「圓教寺仙岳院 地蔵菩薩像」「多可町 某所 神像九躯」
    (『日本彫刻史基礎資料集成』鎌倉時代16、中央公論美術出版)

2018年

  • 「南あわじ市寶光寺十二神将立像の造立について-仏師「宮内法橋」の書状からみる-」
     (『塵界』第29号、兵庫県立歴史博物館)

2010年

  • 「神出仏師『厚木民部・保省』―江戸時代前期の東播磨の親子仏師―」
    (『塵界』第21号、兵庫県立歴史博物館)

2009年

  • 「兵庫県立歴史博物館のリニューアルについて」
    (『歴史と神戸』273号(第48巻2号)、神戸史学会)

2008年

  • 「大坂仏師宮内法橋-その作風と銘文-」
    (『塵界』第19号、兵庫県立歴史博物館)