江戸時代に編纂された龍野の地誌。外題に「龍野志」と墨書される。序には「元文庚申之夏四月庚衣笠明親謹序」とあり、元文5年(1740)に龍野藩士衣笠剛親により記された。衣笠剛親が並河氏の撰じた『五畿内與地志』に準じて龍野藩領の地誌をまとめたものである。本書の内容は次に示すように14の項目に分けて記述されている。「第1 郡郷 附村名/第2 道筋 附道法/第3 山川/第4 領主/第5 城郭/第6 町割/第7 古蹟 附古人/第8 古城 附古墳/第9 神社/第10 仏閣/第11 土産/第12 土俗/第13 城下之図 附領/第14 古城図/内図 附当城図」。本書では、第13と第14の項は明示されていない。城下図、領内図、当城図、古城図は他の諸本と同様に彩色されている。なお、本書には「于時天保十五辰年十一月上旬 松倉久敬借写之」と奥書があり、天保15年の写本であることが分かる。
資料解説
江戸時代に編纂された龍野の地誌。外題に「龍野志」と墨書される。序には「元文庚申之夏四月庚衣笠明親謹序」とあり、元文5年(1740)に龍野藩士衣笠剛親により記された。衣笠剛親が並河氏の撰じた『五畿内與地志』に準じて龍野藩領の地誌をまとめたものである。本書の内容は次に示すように14の項目に分けて記述されている。「第1 郡郷 附村名/第2 道筋 附道法/第3 山川/第4 領主/第5 城郭/第6 町割/第7 古蹟 附古人/第8 古城 附古墳/第9 神社/第10 仏閣/第11 土産/第12 土俗/第13 城下之図 附領/第14 古城図/内図 附当城図」。本書では、第13と第14の項は明示されていない。城下図、領内図、当城図、古城図は他の諸本と同様に彩色されている。なお、本書には「于時天保十五辰年十一月上旬 松倉久敬借写之」と奥書があり、天保15年の写本であることが分かる。